Instagramライブは、フォロワーから見つけてもらいやすい
コロナ禍で対面での交流が難しくなる一方、ソーシャルメディアでの交流が活発になっています。特定の顧客層へのリーチを目指すマーケティング担当者は、ソーシャルメディアでも特に、Instagramの活用が一般的になりました。中でも、リアルタイムで映像を配信し、フォロワーの注目を集めやすいInstagramライブは効果的な手段です。オンライン広告を手掛けるWordStream社がInstagramライブを使ったマーケティング活動について解説しています。
82%のユーザーは、通常の投稿よりもライブ動画を好むという調査があります。Instagramライブはフォロワーとのエンゲージメントを高める効果が期待できます。また、Instagramライブの開始がフォロワーへ通知される点と、Instagramストーリーの一番目に表示される点から、フォロワーから見つけてもらいやすいのもメリットです。
台本を読み上げるのではなく、カジュアルな会話を心がける
Instagramライブでは、よりフレンドリーに、自分らしく視聴者へ語りかけるスタイルが有効です。台本を読み上げたり、必要以上に売り込んだりするよりも、専門家として自然に振る舞うのが、視聴者から信頼を得る近道です。よりカジュアルに話せる一方で、Instagramライブを通して、何を実現したいかは、あらかじめ計画しておくことが推奨されます。新製品を紹介する、企業の裏側を見せる、Q&Aを受け付ける、といった内容が代表例です。
ユーザーは一貫性のあるチャンネルを好む傾向があるので、日次・週次・月次といった一定の間隔でライブ配信する方法が効果的です。例えば、不動産業者のマーケティング担当者は、毎週、注目の物件を紹介するInstagramライブのシリーズを開催しています。定期的な配信によって、視聴者が商品やサービスについて理解を深め、購入に近づくことが期待されます。
コメントへリアルタイムに反応すると、視聴者との結びつきが強まる
Instagramライブの利点は、視聴者のコメントを受け付けてリアルタイムに反応できるところにあります。全てのコメントに反応する必要はありませんが、内容に関連性の高いものには返答するとよいでしょう。返答を得られた視聴者は、特別感を抱き、エンゲージメントを高めてくれます。
Instagramライブの最後には、CTA(コール・トゥ・アクション)を含めます。アカウントのフォローを促すのはもちろん、アンケートに回答する、Webサイトを訪問するといったアイデアも考えられます。
まとめ
Instagramライブでは、真面目になり過ぎず、楽しむことが大切です。Instagramライブを楽しめば、その態度はフォロワーにも伝わり、最終的にはエンゲージメントを高めるのにもつながるでしょう。