今回は事例に基付き、BtoB企業におけるインスタグラムのUGCを活用したマーケティング事例をご紹介します。
SNSマーケティングにおいては最も重要なのは、取引先のエンドユーザーと接点をもつことですが、その場合に活用されるのがUGCになります。下記ではBtoB企業におけるInstagramのUGCを活用したマーケティング事例をご紹介します。
トヨタ自動車
トヨタ自動車は、「みんなのトヨタグラム」というUGCを活用したマーケティングを実施しています。トヨタの愛車や、愛車との思い出、旅行やレジャーの写真など、Instagram上に投稿された様々な写真をでピックアップし、サイト内でUGCマーケティングを実施しています。トヨタ自動車は、メーカーであるトヨタ自動車が特約店・販売店を通じてエンドユーザーに届ける、BtoBtoCのビジネスモデルになっています。UGCを活用した様々な愛車の投稿をクリックすると、ポップアップ画面が立ち上がり、投稿の詳細を見ることができます。Instagram上の投稿とコンバージョンを紐付け、車種の詳細ページ、試乗予約、見積依頼、販売店検索ページに遷移することができる施策になっています。
朝日ウッドテック
朝日ウッドテックのビジネスモデルとしては、自社製品をハウスメーカーや工務店に卸し、その得意先がエンドユーザーである住宅施主に利用してもらうという、BtoBtoCのモデルになります。そこでエンドユーザーである施主が自宅をInstagram上に掲載している投稿を活用し、自社のオウンドメディアに掲載しています。投稿をクリックすると、使用している商品詳細を見ることができ、お得意先にもエンドユーザーである施主が実際に使用している姿を提供することができます。
リンナイ
ガスコンロが有名なリンナイ株式会社のオウンドメディア「Rinnai me」では、UGCを活用したオウンドメディアにおけるコンテンツマーケティングを実施しています。通常は販売店や卸先から提供されている商品を、エンドユーザーと直接コンタクトをとり、InstagramのUGCを活用したマーケティング施策を実施しているので、ぜひオウンドメディアを覗いて参考にしてみてください。