お手軽な価格で広告を出稿できることから、インスタグラムの広告を活用している企業も多いのではないでしょうか?ただ闇雲に出していても、イマイチ成果が見えませんよね。今回は事例に沿って、国内企業の成功事例についてご紹介します。
花王
さまざまな商品を展開する花王はInstagram広告を活用しています。クレンズケアシャンプー「PYUAN(ピュアン)」のPRでInstagram広告を活用し、メインターゲットである18歳~29歳の女性を中心に配信しました。若い世代は注視時間が短くなっているという調査結果から、GIF動画なども活用し、短時間でも印象に残る広告の内容に仕上がっています。配信先もやカルーセル動画広告、ストーリーズ広告を活用して、ビジュアルで短く、端的に伝えることが意識されています。「赤毛のピュアン」という架空キャラクターを通して生活を描き、閲覧者に生活に取り入れたり、と思わせるコンテンツになっています。
Dairy Queen
アメリカで長年愛用されているDairy Queenは、「Blizzard(アイスクリーム)」の売り上げを伸ばすため、「Upside Down or Free」というキャンペーンを企画しました。逆さにしても落ちないBlizzardを店員が逆さにして渡さなければ、次回来店時にBlizzardを1個無料でもらえるというキャンペーンになります。こちらのキャンペーンの告知にInstagram広告を活用したところ、年間2,000万人にリーチするほどのキャンペーンとなりました。キャンペーンの告知を行う際、SNSを活用した告知を考えるのならユニークさは重要なので、企画自体にも奇抜なユニークさを取り入れてみてもいいかもしれません。
ゼクシィ
プレ花嫁(結婚準備をしている女性)にとって関心の高い、ドレスをメイン素材とし、Iドレスが映えるよう、全体的にシンプルな構成、ドレスカラーの説明を手描き風の欧米フォントで添えたものをコンテンツとしています。この他、ストーリーズは写真単体だとスキップされやすいという昨今の傾向から、動きのある内容のコンテンツとなっています。ストーリーズからアプリストアへ遷移できることを知らないユーザーにむけて、アプリストアへ誘導するための工夫も取り入れられています。ターゲットは主に23歳から29歳のアプリ未インストール者に向けて、刺さりやすい内容となっています。