Facebook広告を間違ったセグメントに出稿していないか
Facebook広告は期待通りの成果を上げていますか?成果を上げるために、どのような修正を施せばよいか診断するのは簡単ではありません。Social Media Examinerは、Facebook広告の成果に影響する要素を分析しています。
まず、Facebook広告を間違った人に提示している可能性があります。興味や振る舞いに応じてセグメントを特性する必要がありますが、それが不正確では効果が上がりません。既存顧客やメーリングリストの登録者、Webサイトを過去に閲覧した人などの特性を確認し、広告を提示するターゲットとします。
セグメントが正しくても、メッセージや広告タイプが誤っていると効果は上がらない
正しい人に広告を出していたとしても、メッセージが間違えていると、やはり効果は上がりません。認知・検討・成約のセールスファネルを意識して、その局面に合わせたメッセージを提示するようにします。ブランドの存在を知らしめて認知を高め、顧客の問題を指摘して検討を深めるよう促し、そして、解決策を提示して成約を目指す流れです。
ターゲットとメッセージを確認した後は、Facebook広告のタイプを検証します。例えば、動画を一度クリックしたユーザーにリターゲティング広告を打つ際には、動画広告を出稿するべきです。動画に興味を示したのに、静止画像の広告を出してはいけません。
広告とランディングページの提案内容が合致していないケースも
自社と全く関わりない人に対して、コンバージョンを目指した広告を出稿しても、売り上げにつなげるのは難しくなります。リターゲティング広告は、自社のWebサイトを訪問する等、興味を示した人に対して広告を提示するため、売り上げに直結する可能性が高まります。
広告をクリックしたとしても、広告と誘導した先にあるランディングページが合致していなければ、購入までつながりません。分かりやすい見出しや疑問に応えるコンテンツ、あるいは、既存顧客の声といったWebサイトが備わっていれば、顧客の購入を後押しできます。
まとめ
Facebook広告の成果に満足していなければ、広告のパフォーマンスに悪影響を及ぼす、上記の要因について検証する必要があります。Facebook広告で新規顧客獲得を目指したくなる気持ちは分かりますが、確度の高い見込み顧客を最大限に活かす戦略が推奨されます。
参考資料