今やどの企業も公式アカウントを持ち運用しているほど主流になってきたYouTubedeの企業アカウント。ただ注意点を知っていなければブランドイメージを傷つけてしまう恐れがあります。
①企業や商品イメージと乖離してないか
高級ブランドが「THE YouTube」のような、企画を投稿するのは、その企業のブランドイメージと合っていません。逆に、親しみやすいイメージを持つ企業が世界観が奇抜なかっこいい編集をしてしまい、親しみにくいイメージを作り上げてしまうことも問題です。投稿する際に大事なこととしては、自社のブランドイメージと乖離していないか、企業や商品イメージに対して統一感のある投稿をしているかといった部分が大事になってきます。
②炎上リスクはできてるか
昨今のSNS運用では頻繁に炎上する可能性を持ち合わせています。特にYouTubeでは、企業のテレビCMをYouTubeで配信しYouTubeで炎上。その後SNSで口コミが広まり被害が拡大するといったことが考えられます。コメント欄からの炎上というのはよくあることですので、企業がYouTubeアカウントのコメント欄を閉じていることが多いのはそのような懸念点を考慮したものになります。コンテンツの内容や企画に対して、コメント欄を通じてコミュニケーションを取ることのメリットとデメリットを考え、企業側で選ぶ必要があります。
③自社制作の手間に工数が割けているか
YouTubeは気軽に始められるとはいえ、動画投稿までに大きく分けて6つのステップがあります。
・投稿
・テーマ決め
・企画立案
・撮影
・編集
・サムネデザイン
オリジナルのコンテンツを投稿する場合は動画編集とサムネイルデザインに多くの時間がかかります。しかし、動画のテンプレ化や外注費がかからない点に加えて、自社製品の強みなどを内部の人間が直接伝えることができるため、企画の意図と編集内容がブレないという利点があります。意外と労力を使うのが素材集めになります。動画内で使用する音声や画像については、著作権に引っかかったりしないか調べるのに非常に手間がかかるので注意が必要です。動画作成後に著作権問題で投稿済み動画が見れなくなったりすることもあるので、この素材は使っていいのかどうかしっかりと調査してから投稿するようにしましょう。