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のぞいてみよう、業界別Facebookページ <ビジネスシューズ編>

業界別Facebookページの紹介企画。今回はサラリーマンにとっての必須アイテム、ビジネスシューズ業界のFacebookの世界をのぞいてみたいと思います。

■ビジネスシューズの価格帯は非常に幅が広い

スーツにもいえることですが、ビジネスシューズの価格帯も非常に広いものとなっており、安いものでは数千円から、高いものでは数十万円もします。靴のカテゴリーにおいてここまで価格が広がっているジャンルは稀で、ブランドによって嗜好も大きく異なっている現状です。今回はそのカテゴリーを「低価格帯(1-2万円台で購入できる日常履き)」と「高価格帯(5万円以上し、長くメンテナンスしていくタイプ)」の二つに分けて検証してみたいと思います。

■高価格帯シューズは、高クオリティ写真の一本勝負

John Lobbなど、比較的高単価なビジネスシューズはFacebookであまりギミックめいた投稿をしていません。それよりも一つ一つのシューズの写真画像のクオリティを上げ、その商品だけでSNSを運用しています。
この理由を推測すると、
 1、憧れアイテムとしての存在を維持するために、戦略的にシンプルかつ際立った商品を提示している
 2、いきなり高価格帯シューズを購入する方はおらず、低価格帯ゾーンを通ってから訪れている人をターゲットにしている
この二つが影響していると考えられます。

■低価格帯シューズは、写真のクオリティよりも親近感

一方の低価格帯シューズは、Facebook上で様々な情報を展開しています。HARUTAでは、メンテナンス情報、店舗情報、コーディネートなどを紹介。texcy luxeでは、モデルを起用したコーディネートや日本にちなんだアイテムとのコラボなどを展開しています。傾向として、商品写真のクオリティよりも投稿の頻度や企画を優先しているように見受けられます。

全体として、
高価格帯 ⇒ 商品をきれいに見せることに注力
低価格帯 ⇒ 接触数や興味関心引きに注力
という傾向が見えます。

高価格帯の商品を何度も購入することはないだろうことを考えるとマーケティング的には非常に理にかなった傾向ではないでしょうか。

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