インスタグラムは、FacebookやTwitterに比べるとまだ規模感では劣るものの、急激に成長を遂げているSNSとして注目を集めています。2015年10月には広告運用が本格リリースされて、様々な企業がこぞってプロモーションの手段として活用し始めています。ここでは、インスタグラムの広告を運用する上でおさえておきたい5つのポイントを紹介します。
・質の良い画像を使う
インスタグラムは、写真がメインのSNSです。写真を見に来ている目の肥えたユーザーに、質の低い写真を使った広告は刺さりません。また、他のSNS同様、インスタグラムの広告にも審査があります。画質が低いもの、意味の伝わらないテキスト、記号ばかりの稚拙なテキストは広告が非承認になり、配信できないこともあります。十分注意しましょう。
・宣伝色を極力出さない
ユーザーは、強い宣伝色のある広告を嫌います。いかに、インスタグラムのタイムラインに自然に溶け込ませるかが大切です。サービスや商品の宣伝をするよりも、画像一枚で世界観を表現するということを意識し、広告を設計すると良いでしょう。
・他のSNSで使っている広告素材を使いまわさない
Facebookはビジネスに活用するユーザーが多い一方で、インスタグラムはよりプライベートシーンで活用するユーザーが多いです。そのため、Facebookで反応率が良い広告素材を使っても、性質が違うため、あまり良い結果を得られないでしょう。
・写真の構図を工夫する
画像がキレイなだけでは、他の投稿に埋もれてしまいます。写真の構図を工夫しましょう。例えば、配車サービスを行っているUberの場合だと、広告にはメインキーワードとなる「車」の写真は入れず、「配車をしようとUberを立ち上げているビジネスマン」を俯瞰的視点から撮影した画像を広告にしています。
まとめ:インスタグラムはプライベート色の強いSNS、広告色を排除できるかがカギ
いかがでしたでしょうか。インスタグラムは、FacebookやTwitterなどと違い、プライベート色の強いSNSであり、広告色の強いものは嫌煙される傾向にあります。インスタグラムのプラットフォームにすっと溶け込むような広告を運用できるかが成功のカギになるでしょう。