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インスタフォロー数上位アカウントから見るインスタとフェイスブックの使い方の違い 【パルシステム】篇

インスタフォロー数上位企業のアカウントを軸に、インスタとフェイスブックの使い方の違いや戦略を考察してみたいと思います。今回のお題は、 食料品の宅配で人気の「パルシステム」です。

フェイスブックの「パルシステム」のフォロワー数は約4万5千人、インスタグラム「パルシステムのレシピサイト だいどこログ」のフォロワー数は約1万2千人です。想定されるフォロワーはパルシステムを利用している女性、特に主婦層だと思われますが、フォロワーは何を期待しているのでしょうか。また、パルシステムはどのような戦略でインスタとフェイスブックを使っているのでしょうか。

■フェイスブックは、イベントの告知とオウンドメディアやレシピサイトへの誘導に活用

フェイスブックでは、「イベント機能」を活用し、主催するイベントの告知を行なっています。「梅フェス」「みそフェス」など、女性の興味を惹きそうなイベントが多く、参加する予定の人数も掲載されているため「私も!」と参加しやすい仕組みになっています。さらに、投稿では野菜の皮のむきかたを動画で紹介したり、オウンドメディアやレシピサイトの内容を紹介し誘導しています。

■インスタグラムは思わず作ってみたくなるレシピを紹介

インスタグラムでは、トップページの見栄えを料理の完成写真で統一し、「レシピに特化したサイトである」ことが伺えます。日々レシピサイトに掲載されているレシピを1品ずつ紹介しているだけでなく、フォロワーとのコミュニケーションにも積極的なところが人気の秘訣です。たとえば、ナスを使ったレシピを紹介している投稿のコメント欄に「茄子以外に合う野菜有りますか?」とコメントが付けば、「例えば、トマトなどはいかがですか?」など答えてくれるため、双方向コミュニケーションができるのが温かさを感じることができるポイントですね。

見事な使い分けで主婦層の心をがっちりつかむ「パルシステム」のSNS。ぜひ一度チェックしてみてください。

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