最近ではどの企業も実施を試みはじめている「ウェビナー」。インターネット環境の準備やセキュリティー面の対応はどのくらい必要なのか?「ウェビナー」をはじめて実施する際に注意するべき点についてご紹介します。
■事前に念入りなインターネット環境の確認が必要
インターネット環境については、かなり念入りに確認しておきましょう。最近では比較的どの場所でもインターネット環境が整っているので、社内などで配信、視聴するという場合であれば問題はないかと思いますが、必ずしも接続障害やシステム障害が起こらないとは限りません。何らかのトラブルによって予定していたウェビナーが配信もしくは視聴ができないないことはないとは言えず、その種のトラブルは、オフラインのセミナーでは起こりえないものになります。インターネット環境の確認も兼ねて、事前にテストや本番通りのリハーサルを行っておくと、より安全です。その際に、起き得る問題はすべて想定をしておいて、本番中に何かトラブルが起きても、すぐに対応できるようにしておきましょう。
■セキュリティー対策はしっかり行いましょう
近年のウェビナーは、実施方法や形式が様々になってきています。誰でも参加できるものから社内限定のもの、招待制のものだったりと形式は様々です。用途によっても色々なパターンがあります。どの形式で実施するにしろ、セキュリティーはとても大事な部分になってきます。「セキュリティー」と一言でいっても、ログイン情報や事前アンケートをとる際に取得する個人情報等、様々な場面で対応が必要になります。有料ウェビナーとなれば、参加者のカード情報などを保持する場合もあります。あらゆる場面で、信用のあるサイトを使用し、何かあった時にすぐにリカバーできるようにしましょう。多少使用料金が高かったとしても、無料のものを使用するよりは、ビジネス用の会員管理ツールを使用することをおすすめします。その様なサービスはリマインド機能やログイン機能などもセットで利用できるものも多く、今後もウェビナーを継続的に行っていくのであれば、必須の経費になるかと思います。