コントラストのある配色がユーザーの目につきやすい
Instagram広告は様々なフォーマットで展開されるようになりましたが、そのデザインを十分に最適化しなければ高い効果は望めません。Moyens I/Oがコンバージョンを高めるInstagram広告デザインについて解説しています。
ユーザーの目にとまりやすい明るい色は、Instagram 広告でよく使われます。例えば、商品が白やグレーといった色味が薄いものの場合、背景には明るい黄色を使用するといった方法が考えられます。異なる色合いを組み合わせてコントラストをつけるのがコツです。
小さな画面でも分かりやすいよう最小限の要素で広告を構成する
Instagram はスマートフォンから利用するユーザーが多いので、その画面サイズが小さいことを念頭に置く必要があります。視覚要素を最小限に保ち、複数の商品を宣伝したい場合は、複数の広告に分割します。商品やキャッチコピーだけを含めた画像でも高い広告効果を得られたケースがあるほどです。
色違いのバリエーションを持った商品のように、複数の商品をまとめて表示したい場合、カルーセル広告が利用可能です。バラバラな商品ではなく、関連性の強い商品を一貫したフォーマットで表示することで、ユーザーはその品揃えを理解しやすくなります。
音声がなくても理解できる動画広告により、短い時間でストーリーを伝える
動画はストーリーを伝えるのに適したフォーマットなので、動画広告を活用する方法もあります。短い時間でユーザーの興味をひくのに、動きのある動画は高い効果が期待されます。音声をミュートにしたままスマートフォンでInstagram を閲覧するユーザーが多い点を考慮すると、音声がなくても理解できる動画広告にするか、字幕をつけると良いでしょう。
企業アカウントでは広告には統一感を持たせ、その企業であることを一目で分かりやすくすることが推奨されます。同じ色合いや背景、文字のフォント、ロゴといった視覚要素に共通のデザインポリシーを設けて、その企業独自のユニークなデザインを心がけます。
まとめ
優れた広告デザインには共通した特徴ありますが、同じデザインの広告を繰り返し見せられたユーザーは飽きてしまう恐れもあります。その時期や、宣伝したい商品、キャンペーンに応じて、個別に最適化しながら、徐々に広告デザインを改善していくようにしましょう。
参考資料
11 Tips to Improve Your Instagram Ad Design and Get More Conversions