どんなに運用をこまめにがんばっていても、コンテンツ作りのポイントが間違っていたら注目されません。今回は、人気の企業TikTokアカウントから学ぶ、コンテンツ作りのポイントについてご紹介します。
ほっともっと
弁当チェーン「ほっともっと」の公式TikTokアカウントでは、普段店頭に並んでいるお弁当を作る工程を投稿しています。特に再生回数が多い動画は「この食べ方したことある?」というタイトルの動画で、ユーザーからは「食べたい!」「試しています」等のポジティブなコメントが多くついていることから、動画を見たユーザーがすぐに試しやすい企画が刺さっている模様です。また撮影方法や編集にも工夫をしており、料理を引きで撮影してから、リズムに合わせて一気にズームインする撮影方法や、映像を早送りにしてユーザーを飽きさせないようにしている編集が、人気のポイントです。
WEGO
アパレルショップ「WEGO」のTikTok公式アカウントは、、TikTokの主要ユーザー層である10〜20代とマッチしているアカウントになります。お手頃で着やすいアイテムを揃えているため、実際に販売されている商品のコーディネート動画の他、「ロングブーツの綺麗な脱ぎ方」や「スウェットの丈を短くする方法」などHOW TO系のコンテンツも人気になっています。動画の特徴としては「抜き打ちコーデチェックをしたら、すごいことが発覚した!」「バズってるアイテム知ってる?」など、冒頭で引きのあるフレーズを訴求している点です。
ロート製薬
スキンケアアイテムやサプリメントなどを販売するロート製薬の公式TikTokアカウントでは、商品紹介動画のほか、公式VTuberの歌動画も投稿するなど、「企業イメージとのギャップ」が人気の一つになっています。「寝る前の保湿ケアにおすすめの3選」や「旅行中持っておくと便利なアイテム5選」など、UGCタッチの商品紹介動画や、「ロート製薬社員バッグの中身紹介」などのユーザーと「中の人」の距離感を縮める動画コンテンツが魅力の一つです。