TikTokとEコマースプラットフォームを連携できる
TikTokは動画投稿だけではなく、企業が消費者へリーチするためのプラットフォームとして活用されるようになりました。最近はTikTokショッピングと呼ばれる機能が試験的に導入され、クリックひとつで商品情報へアクセスできるようになっています。SocialPilot社が、このTikTokショッピングを活用する方法を解説しています。
TikTokショッピング機能を使う際にはEコマースプラットフォームと連携する方法があります。具体的にはTikTok Shopifyのアプリをダウンロードし、TikTokのアカウントと紐づけて設定を行います。最近はSquareやBASEとの連携も可能になり、商品販売の幅が広がってきました。
動画へ商品情報を付与したり、ライブ配信したりして販売につなげる
アカウントの設定が完了したら、動画投稿時に商品情報をピンとして付加できるようになります。視聴者が商品情報をクリックし、買い物カゴへ入れるよう促すと、売り上げの増加に貢献することが期待されます。また、ユーザーからの注目を集めるよう、値引きセールやプレゼント企画を開催するのも忘れてはいけません。
TikTokには複数の機能が含まれており、中でもライブ配信機能には注目が集まっています。例えば、企業アカウントでは、商品を紹介するデモ動画を配信すると良いでしょう。ライブ配信を視聴するユーザーは商品の質問を送ったり、詳細な商品情報を閲覧したりできるからです。米国企業では、TikTokのインフルエンサーと協業し、毎日ライブ配信を行って若い世代へリーチする戦略をとっている例もあります。
アカウントに追加される商品販売用のタブで情報をまとめる
ショッピング機能を有効にすると、商品販売用のタブが表示されるようになります。面白い動画でユーザーの興味をひいた上で、アカウントを訪れたフォロワーが商品を購入できるようにする流れです。その際に、ユーザーが迷いなく購入に至るよう、商品情報は詳細に記載し、商品カテゴリーも整理しておく必要があります。
まとめ
TikTokショッピング機能は、Eコマースを次のレベルへ引き上げてくれる可能性があります。適切に用いれば、ブランド認知を高め、顧客とのエンゲージメントを保ち、事業の成長へつなげてくれるでしょう。面白いコンテンツを継続的に制作できる企業にとっては、TikTokは大きな機会をもたらしてくれます。
参考資料