Instagramの運用は、スタッフのコストはもちろん、撮影費用や投稿テキストのライティング費・外部ツールなど、企業で実施するにはかなり工数がかかります。今回は、始める前に知っておきたい相性のチェックをまとめました。
▼toB向けとの相性は×
Instagramは完全なるtoC向けサービス。ビジネス色のあるクリエイティブは全くといっていいほど好まれません。広告を出稿する際でも、InstagramよりはFacebook広告やタクシー広告に出稿するほうがおすすめ。toB広告が効果がないとはいいませんが、親しみやすいクリエイティブデザインにするのはマストでしょう。
▼高齢者向けサービスは場合による
言うまでもないことですが、Instagramに高齢者ターゲットの広告を打つ業者は少ないでしょう。しかし、Instagramの月間アクティブ国内ユーザーは4人に1人。40~50代でも900万人以上の利用ユーザーがいると言われています。高齢者の親を持つ子供向けに、老人ホームの広告を出すのも、場合によっては有効な手といえます。
▼高すぎる単価のものは要検討
注文住宅不動産などの高単価なものは、購入時に慎重になりますよね。高単価なものを購入する時の行動として、Instagramでアカウントをフォローする前に、検索したり、信頼できる人の口コミを集めるでしょう。アカウント開設はあまりいい手段とはいえません。
ただし、広告を頻繁に打つことで、信頼が得られるという効果は期待できるので、Instagram全般がNGというわけではありません。
▼男性向けでもInstagramは有効!
2019年3月時点のデータによると、日本の利用者は男性が43%と、もはやInstagramは女性のSNSとは言えない比率に。しかし、男性がInstagramを始める目的は「友達だけと繋がりたい」「好きな女性芸能人のInstagramを見たい」という理由も多いので、企業アカウントをフォローするまでに至らないことも多いのも現状です。
自社製品やサービスとの相性をチェックし、適切なプラットフォームで運用を開始しましょう。