質の高いコンテンツを投稿し、知的な刺激を得られる体験をフォロワーに提供する
Instagram広告は、広告主にとっても親会社であるFacebookにとっても重要なビジネスになっています。エンゲージメントの高いInstagramユーザーは、広告によって興味をひき、売り上げの増加につながる可能性が高くなるからです。そこで、画像や動画で商品やサービスについて正確に情報を伝え、ユーザーの注意を獲得する手法が求められるようになりました。マーケティング企業Zebra AdvertisementのCEOであるRocco Baldassarreが、新たに生まれたInstagramのベストプラクティスを紹介しています。
見込み顧客となるInstagramユーザーは、商品を探してアプリを開くのではなく、刺激を得られるような興味深いコンテンツを探しています。画像・動画・スライドショーといった形式で投稿された体験型コンテンツとも言うべき、このような情報は、品質の高さが求められます。
アクセス分析を活用して顧客層を理解し、ストーリー性のある投稿を続ける
数千人のフォロワーを獲得するよりも、数は少なくとも、自社がターゲットとする顧客層にリーチできる方が価値が高いものです。リーチするべき顧客について理解を深める、という取り組みが必要なのは明らかであるものの、しばしば忘れられる傾向にあります。サイトに流入する閲覧者をGoogleアナリティクスで分析し、性別・年齢・興味・行動などを理解し、Instagram広告に活用するべきです。
優れた画像は、長い文章よりも多くの意味を持ちます。ストーリー性のあるコンテンツは、顧客と感情的な結びつきを生み出すものであり、また、Instagramはそのような投稿に適したプラットフォームです。商品情報をフォロワーに押し付けても物語は生まれません。同じテーマに沿ったシリーズものの投稿をしたり、社内の様子を公開したりすると、ストーリーを伝えるのに役立ちます。
ガイドラインを作成し、一貫性のあるスタイルやメッセージを維持する
自社をユニークな立ち位置に押し上げ、フォロワーを獲得し、売り上げにつなげるために、最も重要なのは、投稿に一貫性を持たせ、統一されたメッセージを伝えることです。フォロワーは、その企業が何をしている会社なのかを理解したいと考えています。その企業の個性を伝えるためには、投稿のスタイルやメッセージを規定したガイドラインを作成し、それに従うと良いでしょう。
まとめ
Instagramマーケティングのベストプラクティスに従うと、コンテンツの最適化が進みます。統一されたスタイルやメッセージを持つコンテンツは、より良いエンゲージメントを生み、結果として広告キャンペーンを成功させ、売り上げの増加につながります。
参考資料
https://www.entrepreneur.com/article/333271
著者:Takayuki Sato