Twitterのトレンド機能を覗いたことは、SNSを使われている人なら少なからずあるでしょう。こTwitterトレンド、実は時流を組むのにとても適しています。すなわち、今を走るマーケティングを実践するためには、欠かせない情報ツールなのです。
■現状の世の中の物差しにおける最速ツール
Twitterが効力を発揮するのは、主に報道面です。例えば地震・電車の遅延など、即時性と地域制の高い情報は、メディアの発信する情報より、Twitterで発信される個人投稿の方が、より細かく、早く情報が生み出されます。もちろん、その中には誤情報も含まれるのですべてが正しいとは限りませんが、トレンドでまとまっているものを見れば、多数の情報が正だとすぐに見抜けます。そんな即時性の高いTwitterの情報は報道だけではなく、世の中の動きや流行り、意見なども如実に反映されるのです。2019年初頭より始まっているタピオカのブームもTwitterでの投稿数はけっこうなものです。逆に言えば、この投稿数がおさまった時、タピオカブームはひと段落、ともいえるでしょう。
■市場評価がポジかネガかを見定めるのに最適
Twitterのマーケティング活用において、とても大きなウェイトを占めているのが、情報量による世の中のブームだけではなく、皆がそれぞれに想いや意見を述べているテキストデータの集結という点です。つまり、ほぼすべての投稿に、ポジティブかネガティブかの意見が付け加えられているのです。これを、まとめているTwitterトレンドはいわば無用のリサーチツール。コンテンツとして展開を検討しているネタが世の中でどのように受け止められているのか、事前にチェックをして動向を探ることもできます。また、実行後の評価を、Twitter上で確認することもできます。
本来であれば、市場調査をしなければ判明しないようなことが、Twitterトレンドをあらっていくことである程度の方向を読み取ることが出来るのです。こんな機能を活用しないわけにはいきません。何か気になったらまずはTwitterで検索、トレンドワードの上位をチェック。を意識してみてはいかがでしょうか。