Instagram、Facebook、Twitter…。SNSの特性によって、運用方法を使い分けるのはもはや常識。マーケターの中では、主要SNSの中でも、Twitterは特に公式アカウントの運用が難しいと言われることも。なぜなら、Twitterを使うユーザーは「ネットリテラシーが高く、誰がつぶやいているかを重視する」傾向にあるから。画像や動画ではなく、約140文字の”文章”で勝負するTwitterは、ツイートの内容が命。今回は、”中の人の顔が見える”ような上手な運用をしているアカウントをご紹介します。
■1.SHARP(シャープ)
「Twitterの運用がうまい企業アカウント」として、高確率で挙がるのが電気メーカーのSHARP。自社製品に関するツイートが4割、インフルエンサーや一般ユーザーとのコミュニケーションが3割、あとの3割はなんと、SNS担当者の今気になっている映画やニュース…といった印象です。いたって普通のツイートでも何十、何百といいねがつくほど熱心なファンも多いです。
アカウントURL:https://twitter.com/SHARP_JP
■2.花王
「中の人は何人かいます。」と、なんともリアルなプロフィール文を堂々と掲載している、花王の公式アカウント。「今日も夏真っ盛り、ですが、一日頑張れば三連休だー。」「連休明けはなんだか頭と体が重たい・・・今日もよろしくお願いします!」など、飾らないけれどどこかポジティブなツイートは、見ているだけで元気が出ます。
アカウントURL:https://twitter.com/KaoCorporate_jp
■3.セガ公式アカウント
ゲームのあるあるや、他企業のアカウントに関する発言など、柔軟なTwitter運用をしているセガ。自社についてツイートしているユーザーを積極的にリツイートすることで、親しみを持ちやすい運用をしています。
アカウントURL:https://twitter.com/SEGA_OFFICIAL
”中の人”が見えるアカウントの戦略としては、まず社員を好きになってもらい、その後に自社製品を好きになってもらう。非常に上手な運用をしているアカウントが多い印象を受けます。「ちょっと堅そうな企業なのに、こんなユーモアある発言もするんだ」という、ユーザーとのギャップも親しみを持たせるヒントかもしれません。