2020年1月にLINE@から強制移行がおこなわれ、いくつかの仕様が変更されたLINE公式アカウント。
大きな変更点として、無料プランでもリッチコンテンツ機能が利用できるようになりました。
今まで使っていなかった方も、これを機にリッチコンテンツを使いこなしてみませんか?
リッチコンテンツでは、リッチメッセージ、リッチビデオメッセージ、カードタイプメッセージ、リッチメニューなどさまざまな種類があります。今回は、他アカウントと差をつけやすい配信方法ができるリッチメニュー、カードタイプメッセージについて紹介します。
■リッチメッセージ
リッチメッセージは、ひとことでいうと「URLつきの画像を配信できる」機能。通常、LINEでは画像を送り、その画像をタップすると拡大表示されるだけですが、リッチメッセージでは画像をタップすると任意のURLに遷移させることができます。フォーマットは8種類あり、すべて1080×1080の正方形。最大6つのURLを設定することができます。
LINE@では、画像のアップロード機能しかなかったため、リッチメッセージを作る際にはフォトショップなどの画像を分割するための編集ソフトがないと少々導入しづらい仕様でした。しかし、現在ではLINE official Account Manager内で簡単な画像の編集ができるため、リッチメッセージの導入ハードルも少し下がったといえるでしょう。
■カードタイプメッセージ
カードタイプメッセージとは、複数のコンテンツを1つのカルーセル形式のチャットメッセージにまとめて送信できるカードタイプのメッセージです。カードタイプは『プロダクト』『ロケーション』『パーソン』『イメージ』の4つ。たとえば『プロダクト』は、その名の通り、商品を紹介するのに適切なカードタイプです。六色から選べるラベルは「SALE」や「期間限定」など、その商品の特徴を示すことが多いです。カードのタイトルには商品名、価格部分は円はもちろん、ドルやユーロ表記にも対応しています。配信したい内容に応じて、適切なカードタイプを設定しましょう。
少しの手間をかけるだけで、クリック率は大きく変わります。せっかく無料でも使えるようになったリッチコンテンツ機能。使いこなしているアカウントが少ない今こそ、ぜひ上手に活用し、他のアカウントとの差をつけましょう。