多くの企業が公式youtubeを開設している中、配信する側がしっかりしたチェックを行わずに動画をアップロードし、炎上している事例があるのは事実です。今回は、youtubeを運用する際に必ず気をつけるべき注意点についてご紹介します。
■ダブルチェック体制をつくる
動画内容を企画する段階から、必ずダブルチェック体制をつくりましょう。一人で制作を行っていると、数字などに囚われ、ついキャッチーなものばかりにしてしまいがちです。そうなると、案自体は奇抜でおもしろかったとしても、自社メディアとしてのイメージやコンプライアンスは大丈夫なのか?などと冷静に判断できる人が必ず必要になってきます。もちろん人員的に工数をそこに割けない場合には、兼任でも構いません。一人のみで進めるのは危険なので、必ず冷静な目で客観的に見れる人を横におきましょう。
■テストアカウントを作成し、試しでアップロードして社内チェックする
これは多くの企業や著名人がやっている方法ですが、サブのテストアカウントを作成し、本アカウントにアップロードする前に試しでアップロードすることをおすすめします。テストアカウントにアップロードしたものを非公開などで社内チャックしてもらい、問題がないようでしたら本アカウントにアップロードをするというフローを入れることで、事前に事故を防ぐことができます。このフローを入れることでアップロードする頻度のスピード感が落ちないよう気をつけながら、スムーズに行えるチェック体制を組みましょう。
■炎上した際の対策を法務や専門家などと事前に話しておく
どんなにチェックをしていても、ふとしたことで炎上してしまうことは、今の時代ないとは言い切れません。もし万が一炎上してしまった際の対策やフローを、法務や専門家と確認しておきましょう。事前に確認しておくことで、もし炎上してしまった場合でも、準備通り、誰が何をするかを判断することができます。また、「これはNG事項なのか」と把握しておくことで、事前に炎上を避けることができるためおすすめです。