YouTubeライブやFacebookライブが企業の集客にも活用される
ライブ配信は多くの人の目に触れるようになり、YouTubeやFacebookといったプラットフォームも力を入れる分野になりました。企業にとってもマーケティング・営業といった用途で活用するケースが増えています。最も影響力のあるツールとして知られるYouTubeライブとFacebookライブについて、dacast社が、その機能を解説しました。
検索性のあるYouTubeライブと、フォロワーとの交流に適したFacebookライブ
YouTubeライブは、リアルタイムに視聴者と対話できる仕組みであり、Q&Aを行ったり、製品デモを行ったりするのに活用可能です。YouTubeライブを始めるには、GoogleとAdSenseアカウントに登録する必要があります。モバイル機器から配信する場合、1000人以上のチャンネル登録者がいることが前提です。YouTubeライブは、SEO(検索エンジン最適化)に対応しており、録画したライブ動画に検索から流入する視聴者を集められるのが利点と言えます。
Facebookライブは、同プラットフォームで文章や画像を投稿する延長として、ライブ配信する機能が提供されるようになりました。ライブ動画は、フォロワーのフィード画面で上位に表示されるため、集客に活用できます。Facebookライブは、既にFacebookページでフォロワーを獲得している企業にとって、エンゲージメントを高める強力なツールとなるのです。
12時間まで配信できるYouTubeライブは汎用性が高い
Facebookライブは、YouTubeライブと異なり、検索から発見されないのはデメリットです。また、Facebookライブは90分が限度となっているので、12時間まで配信できるYouTubeライブとは異なります。
YouTubeライブもFacebookライブも無料で利用できるため、多くの企業に採用されてきました。しかし、いずれの場合も動画はプラットフォーム上で配信することになるので、自社ブランドとして動画を配信したい企業には適していません。その場合、ライブ配信のホスティングサービスを用いれば、自社の要件に合わせてカスタマイズできる選択肢があります。
まとめ
YouTubeライブは、無料で多くの視聴者を集め、リアルタイムに交流するのに適したプラットフォームです。録画した動画も検索対象になるため、集客効果が期待できます。一方、Facebookライブはフォロワーに向けた配信に強みがあるので、既に多くのフォロワーを抱えている企業にとって魅力的な配信プラットフォームと言えます。
参考資料
https://www.dacast.com/blog/youtube-live-vs-facebook-live/
著者:Takayuki Sato