最近ではマーケティングの一環として公式YouTubeチャンネルを活用する企業が増えてきました。伸びている企業のアカウントにはどのような違いがあるのでしょうか。今回は人気のある企業公式YouTubeの活用方法についてご紹介します。
①サントリー
飲料品メーカーのサントリーはテレビCMをはじめ、自社製品を使ったレシピや会社としての取り組みなど、様々なジャンルの動画をYouTube上で公開しています。ポイントとしては、商品のPRだけではなく、ユーザーの役に立つ情報も発信している点が特徴です。また、1つのチャンネルだけではなく、商品に特化したチャンネルも複数運営し、商品自体のブランディングの一環としてもYoutubeを利用しています。
②GoPro
ウェアラブルカメラ「GoPro」では、YouTube上で臨場感のある映像を多数配信し、GoProを実際に使用した際の魅力を伝えています。YouTubeチャンネルの登録者数は1000万を越し、企業公式アカウントの成功事例と言われています。カメラを扱う会社であることが功を奏して、動画プラットフォームであるYouTubeはとても相性がよく、効果的なプロモーション用の媒体になっているのでしょう。
③北欧、暮らしの道具店
北欧、暮らしの道具店は、北欧雑貨を扱うECショップで、株式会社クラシコムが運営しています。YouTubeでは、商品そのものの紹介はほとんどなく、北欧雑貨のあるライフスタイルを紹介しているのが一番の特徴です。中には短編のドラマやレシピ動画などが投稿され、チャンネル登録をして続けて視聴したくなる動画を投稿しています。
④タカラトミー
玩具メーカーのタカラトミーは、子ども向けの動画をYouTubeで配信しています。おもちゃの紹介はもちろん、アニメを配信することでユーザーが定期的にチャンネルを訪れるように工夫して投稿しています。ターゲット層を特定しやすいので、動画の内容としても狙った層に合わせて投稿しているのが特徴です。チャンネル登録者数は130万人を超え、国内企業の中でも成功しているチャンネルの一つと言われています。
⑤即決営業
即決営業は、営業職向けのセミナーやコンサルティング事業を手がける大阪府の会社で、YouTubeでは、営業職の悩みに応える動画を配信していたり、セミナー受講者のレビュー動画なども配信しています。一回の再生回数自体はそこまで多くないものの、コンスタントに見込み客を集めることに成功し、コンバージョン率は徐々に高くなっているとのことです。