マーケティング施策の一環として、Instagramでキャンペーンを実施する企業が増え、数々の成功事例がでてきています。今回はスタイル別にInstagramを活用したキャンペーン事例2選をご紹介します。
【1】キャンペーンへの目玉になるハッシュタグとメンションを工夫した事例
オリジナルハッシュタグを最大限に活用した事例をご紹介します。
富士フイルム株式会社の提供するインスタントカメラ「チェキ」にて行われたInstagramキャンペーンでは、「#マイチェキ」「#メモリアルチェキ」「#チェキフォト」のうち一つのハッシュタグと「@cheki_instax」のメンションをつけてお気に入りの写真をInstagramに投稿するというキャンペーンでした。オリジナルハッシュタグの作り方は「自社ブランド名」+「キャンペーン名」がわかりやすいかと思いますが、あまりにも長すぎるハッシュタグはユーザーが入力間違えをしてしまったり、会話の中で話題になりにくくなる可能性があるため注意が必要です。
その中で、この事例のように分かりやすくキャッチーなハッシュタグは、ユーザーも投稿しやすく、話題にもなりやすかったのだと思います。また、自社Instagramアカウントへのメンションをユーザーの際に追加してもらうことで、話題になれば自社アカウントへの遷移を増やすことも可能になります。
【2】キャンペーンへ参加促進を工夫した事例
ブライダル事業を営むアニヴェルセル株式会社が行ったInstagramキャンペーンは、2つのパートで構成されていました。
1つ目は、公式Instagramアカウントをフォローするだけで参加できる「“フォロー”するだけ!キャンペーン」。
通常ではInstagramアカウントをフォローした上で指定ハッシュタグをつけた写真や動画を投稿するという内容のキャンペーンが多い中で、そうしためんどくさい工程が一切なくキャンペーンに参加できるため、ユーザーの参加ハードルを下げたことが特徴的です。
2つ目は、企業アカウントをフォローした上で指定のハッシュタグをつけてInstagramに写真を投稿する「“#しあわせ記念日”写真投稿キャンペーン」。
フォローするだけキャンペーンで参加ハードルを下げつつも、一方では熱量のあるユーザー向けにもキャンペーンを用意していました。
2パターンを用意することで、一つのキャンペーンの中でも2種類の属性のユーザーを得ることができる仕組みになっています。