一緒に撮影したユーザーをタグ付けしてコンテンツを投稿する
インスタグラムのコラボ機能は、通常の投稿やリール投稿に共同執筆者をタグ付けできる機能です。共同執筆者は、これまでよりも簡単にタグ付けされた投稿をシェアできるようになり、フォロワーにとってもコンテンツ制作者が分かりやすくなります。Social Media Examinerではコラボ機能の使い方について解説しています。
Instagramリールは、TikTokと同様に、短い尺で面白い動画を公開するフォーマットとして人気を集めるようになりました。豊富なフィルターやエフェクトが特長で、複数のユーザーが一緒に動画を撮影するケースも多く見られます。コラボ機能を使えば、一緒に撮影したユーザーをタグ付けし、共同執筆者が承認したら、すぐに公開できます。また、通常の投稿でも同様の流れでコラボ機能が提供されています。
インフルエンサーマーケティングで広告主を共同執筆者としてタグ付けする
インフルエンサーマーケティングでは、広告であることを示す「#ad」タグなどをインフルエンサーの投稿に付与するケースが多く見られます。コラボ機能では、投稿に広告主をタグ付けできるので、シェアするのも容易になり、また、コメントも一つの投稿に集約できるのが利点です。
複数のブランドで行うプレゼント企画でもコラボ機能は有効です。一つの企画に複数の企業が協賛する場合でも、コラボ機能でタグ付けを行えば、管理が容易になります。参加者にとっても、運営者が誰であり、どのようにプレゼント抽選が行われるのかといった情報が一か所で理解できるメリットがあります。
コンテンツ作成について提携したパートナーの実績を明確にする
ユーザー生成コンテンツにもコラボ機能が活用できます。有料広告を介したインフルエンサーマーケティングに限らず、提携パートナーが企業に関連したコンテンツを投稿する場合があるからです。ビジョンを共有するアーティストと提携したコンテンツであれば、アーティストに対するクレジットをタグとして付けることができます。
まとめ
インスタグラムのコラボ機能は、企業や投稿者、そして閲覧者にとって有用なツールです。新たなタグ付けの機能を提供し、従来のフォーマットの使い勝手を高めてくれます。世界展開が始まって間もないので、今後、新たな活用方法が生まれてくるかもしれません。
参考資料
https://www.socialmediaexaminer.com/how-to-use-the-instagram-collab-feature-for-posts-and-reels/
著者:Takayuki Sato