YouTubeの運用において、まずユーザーの一番はじめに目に入り大事だと言われているのがサムネイルです。今回は再生数が伸びるYouTubeのサムネイルを作るコツについてご紹介します。
サムネイルのインプレッションからのクリック率は平均2%〜10%と言われています。それほどサムネイルは動画の入り口として大事な部分になります。クリックされやすいサムネイルを作るコツは下記です。
①タイトルと同じ文字をサムネイルに入れない
ユーザーの目線は画像であるサムネイルから文字情報であるタイトルにうつります。 タイトルと同じ文字をサムネイルに入れると、動画に関しての情報量が重複する上に、文字の量が多いため、視認性が低くなることによって、クリックされない可能性が高くなります。サムネイルを作る際は、動画の内容に沿った目を引く分かりやすいキャッチーな文言を入れるようにしましょう。
②同じジャンルの動画のサムネイルを参考にする
YouTubeは動画のジャンルによってサムネイルの傾向が異なります。例えばビジネスに関するテーマがメインの動画の場合、ユーザーは動画からどのような知識を得ることができるのかを重要視するため、端的なキャッチコピーの文字を「大きく、分かりやすく」表示させる傾向があります。このように、ジャンルごとにどの部分が大事とされているかを競合調査をし、自社のデザインに取り入れるようにしましょう。
③ テキストを見やすくする
YouTubeの総再生時間の70%以上がモバイルからの視聴になるので、そもそもサムネイル内のテキストが小さすぎると、視認性が悪くなり、クリック率が低下する恐れがあります。 ただ単純に全てのテキストを大きくするのではなく、注目してもらいたい部分は大きく、その他のひらがな等を小さくするといったメリハリを付けるのが大切です。PC上で作成した際にはサムネイル内のテキストが大きく表示されても、スマホ上では小さくて見辛い場合もあります。 作成後はモバイルでもサムネイルが見やすいかどうか確認するようにしましょう。また、サムネイルの中のテキスト量が多いと、ユーザーはどこを読めばよいか分からず、タイトルを読む前に次の動画へとスキップされてしまいます。 テキストは約10文字~20文字以内に抑えて、一目で認識してもらえることを意識して作成しましょう。