いざInstagramのショッピング機能を導入したところで、うまく運用できなければ意味がありません。Instagram経由で商品を購入してもらうにはコツがあります。今回は運用のコツについてご紹介します。
通常投稿にも力を入れる
ショッピング機能付き投稿を始めると、よりよい反応や売上アップを狙って時間をかけてしまいがちですが、通常投稿があってこそのショッピング機能です。基本的な投稿にも引き続き気を配るようにしましょう。そもそものフォロワーに求められる情報や画像を定期的に発信することで、アカウントやブランド自体のイメージを維持することも大切です。そうすることで、ショッピング機能付き投稿もまた、フォロワーのために導入した便利な機能という形でユーザーに理解してもらえるでしょう。
営業感が強めにならないようにする
Instagramのユーザーがそもそも求めているコンテンツは、自分が欲しい情報と魅力的な写真です。どんなに「映える」写真が並んでいたとしても、それのすべてにショッピング機能がついていれば営業の印象が強まり、フォロワーを失う要因になりかねません。どのくらいの頻度でショッピング機能の投稿をするべきかは、業種や全体の投稿頻度、ユーザーのニーズなどで変わります。たとえば、通常の投稿も多くショッピング機能を活用している企業の多くは、1・2回/日の投稿を行なっています。7~14回/週の投稿の内、1・2回がショッピング機能付き投稿の割合であれば、アカウントの印象が大きく変わることはない印象です。日頃通常投稿ではどのような投稿をしているのか、ショッピング機能の投稿頻度や商品の撮影の方法、紹介文などは、世界観が違い競合他社を徹底的に分析し、参考にすることをおすすめします。またショッピング機能付き投稿をした際には、投稿への反応が分析できる「インサイト」でユーザーの反応を確認し、投稿タイミング等を見極めていくことが大切です。