今まではすべて目視で確認しなくてはいけなかったSNSの数字分析ですが、昨今のAIの進化に伴い、ツールも日に日に進化してきています。今回はタイプ別のSNS分析ツールの選び方についてご紹介します。
最適なハッシュタグを知りたい(Instagramアカウント向け)
Instagramアカウントの分析ツールには、「SINIS」や「Aista」等があります。Instagramアカウントの運用において、写真のクオリティと並んで重要なポイントとなるのが「ハッシュタグの運用」になります。そのため、ハッシュタグごとのエンゲージメント率などを表示する「ハッシュタグ分析」機能は必須です。また、Instagram独自の投稿形式「ストーリーズ」に関する分析機能も搭載されているとベストです。
アカウントに適した投稿時間やキーワードが知りたい(Twitterアカウント運用向け)
Twitterアカウントのみを運用している、もしくはTwitterはTwitterのみの数字を見たいなどの場合には、「Keywordmap for SNS」や「SocialDog」等のTwitter専用の分析ツールがおすすめです。Twitterはテキストでのコミュニケーションが中心となるため、手軽にすぐ始められるのが特徴です。一方で、親しみや面白みのある“Twitterらしさ”がある投稿が必要だったり、一定の投稿数がないとフォロワーが増え辛いというように、アカウントごとに異なる運用のコツがあるため、「投稿予約」や「エンゲージメント率の高いキーワードの抽出」といった、Twitter運用向けの機能が充実した分析ツールを使用しましょう。
トレンドやキャンペーンの反響が知りたい(口コミ分析向け)
SNSアカウントのみならず、ブログやWebニュースなど、様々なメディアで自社サービスや製品の口コミを調べる場合には、口コミ分析ツールの導入がおすすめです。各メディアの過去データを参考にして分析したり、競合他社の口コミを調査したり、炎上につながりそうな投稿を事前に把握したりすることができるようになります。口コミ分析向けツールには「NetBase」「見える化エンジン」「BuzzSpreader Powered by クチコミ@係長」等があり、SNS上でのトレンドやキャンペーン反響も確認できるのが特徴です。