現在Instagram自体も力を入れているリール。人気の企業の公式アカウントはどのように活用しているのでしょうか。

【１】HOW TO紹介

HOW TO紹介とリールはとても相性の良い組み合わせです。通常投稿でもHOW TO系は人気がありますが 、短尺動画だとよりサクサク紹介することができ、ユーザーに人気のでるコンテンツを作りやすくなります。また、静止画での紹介がなかなか難しい内容の場合には、リールの活用がベストです。

例:神戸レタス
トレンドの洋服を安価で提供する神戸レタスでは、マフラーの巻き方を説明するリールを投稿しています。ポイントとしては、単純に巻き方の説明だけでなく、巻いた後形を整えるところまで細かく動画にしている点です。またただ定点で撮影するだけでなく、引きのカットと寄せたカットを切替しながら説明することで、動きをつけてつい先が見たくなるような動画になっています。

【２】商品紹介

商品紹介は、企業公式アカウント投稿で必ず試すべきコンテンツの一つです。商品を紹介する際の使用感や動きは、静止画で伝えるには限界があります。圧倒的に動画のほうが魅力が伝わりやすい場合には、リールの使用が有効です。リールで商品紹介をする場合のコツとしては、情報を詰め込みすぎないという点があります。そもそもリール自体尺が短く、ほとんどの場合一時停止されずに閲覧されます。流し見しても内容が理解できるようなものにしましょう。

例:ETVOS
石鹸でオフできる化粧品で人気のETVOSは、クリアソープバーの紹介をリールで行っています。編集は速度調整くらいで、石鹸を泡立てるだけのシンプルな動画コンテンツなのですが、再生していくうちに、みるみるときめ細かい泡ができていく様子は、見ていて興味深く、ぜひ実際に使ってみたいという気持ちにさせられます。このように見ていて爽快感があり、画面内の物質に変化や成長があり、最終的にはその商品をつい使ってみたくなるような動画は、多くの再生回数を叩き出すことがあるためおすすめです。