2023年Instagramのアルゴリズムが変わり、フォロワー数よりも1投稿あたりのエンゲージメントが優先されるようになりました。中でもリール動画の場合は、コンテンツベースで評価・露出が決まります。しかしどのようなコンテンツにすれば、エンゲージメントが上がるのでしょうか。
そこで、リール動画の活用事例を業種別にご紹介します。今回は、アパレル企業の活用事例を、3つご紹介します。
▼アパレル企業で参考になるInstagramリール動画活用事例
【事例①:fifth】
フォロワー数86.8万人(2024年3月現在)
「fifth(フィフス)」は、女性向けのリアルクローズを提案するファストファッションブランドで、オンラインショップのみで展開しています。リール動画では、もはや定番となったスタッフによるインスタライブ(主に新商品・コーディネート紹介)のアーカイブのほか、着用シーンを想像させるような撮影方法でコーディネート・新商品を紹介。ほかにも、着まわし術、色や身長別で着比べた動画など、ユーザーの日々のスタイリングに役立つ情報を提供しています。
【事例②:GU】
フォロワー数148.8万人(2024年3月現在)
幅広い年齢層に人気の「GU(ジーユー)」は、商品紹介以外に、ファッション系インフルエンサーが作成した新商品着用・着回しのリール動画をリポストして紹介しています。よりユーザーに近い存在で、GUの中の人よりも客観的な目線を持つインフルエンサーだからこそ、説得力があり、ユーザーの購買意欲を掻き立てます。ブランドイメージの統一感は低減しますが、コストをかけずに、さまざまなコーディネートやパターンの動画を投稿できるので、幅広い層にリーチができるでしょう。
【事例②:WEGO】
フォロワー数51.4万人(2024年3月現在)
アメリカやヨーロッパ系ユーズドウェアのほか、オリジナルブランドのアイテムを取り扱う「WEGO(ウィーゴー)」の公式アカウントでは、若年層に響くような、トレンドを押さえたコーディネート方法を紹介する配信に注力しています。友人、カップルとのコーディネート、「着こなす」ための小物やヘアスタイルのセット術など、雑誌のような情報を手に入れられるため、リーチが伸びやすくなっています。また、使い方や着こなし方が浸透していない最新アイテムをいち早く動画に取り入れることで、従来のファン以外にも拡散されやすくなります。