アルゴリズムが変わって、1投稿当たりのエンゲージメントが優先されるようになり、ますますリール動画のコンテンツの充実化が必須課題となりました。では、どのようなコンテンツにすればエンゲージメントが上がるのか、今回は食品関連企業のリール動画活用事例を3つご紹介します。
▼食品関連企業で参考になるInstagramリール動画活用事例
【事例①:キッコーマン公式】
フォロワー数15.2万人(2024年3月現在)
調味料、加工食品を扱う「キッコーマン」の公式アカウントでは、社員が実際に試食しておいしかったメニューのレシピを紹介しています。リール動画では、調理過程をテンポ良く撮影しており、レシピサイト顔負けのコンテンツを制作しています。短尺でも収まる、簡単なレシピには「つくってみた」というポジティブなコメントも多く、再生数も平均6万回と高いエンゲージメントを達成しています。
【事例②:カップヌードル】
フォロワー数8.4万人(2024年3月現在)
日清食品グループが運営する「カップヌードル」公式アカウントでは話題のCMのほか、ゲーム画面やカップヌードルのデザインを用いたユーモアのある動画を配信しています。大晦日に「OH!MISOか」とだけテロップが入り、パッケージが出るなど手作り感のある投稿も、多く語られないゆえに、つっこみどころがあり、注目を集めています。アイコニックな商品がひとつでもあれば、それをベースにさまざまな「遊び」を利かせると、ユーザーのポジティブな反応が見られるでしょう。
【事例②:スターバックス】
フォロワー数375.8万人(2024年3月現在)
スターバックス コーヒー ジャパン公式アカウントでは、新メニューやサービスなどを紹介しています。2024年春のキャンペーンには、スマホとの相性が良いARを採用し、撮影イメージをリール動画で投稿するなどして、ユーザーの興味関心を集めています。ほか、マネしやすい自宅でのアレンジレシピを紹介するなど、リール動画をきっかけにユーザーに行動を促す動画づくりはお手本になりそうです。