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InstagramのDMに位置情報共有機能が追加

一時間を限度に現在地を友人とシェアする

外出時に家族や友人と待ち合わせする際、お互いの位置をシェアすることができれば合流するのが容易になります。このような場面に有効な位置情報共有機能がInstagramに追加されました。ユーザーは自身の現在地をダイレクトメッセージ(DM)で送信できるようになり、その有効期間は一時間に限定されています。この機能は、一部の国のみで利用可能であり、日本ではまだ対応していません。Verge社がInstagramの位置情報共有機能について解説しています。

プライバシーを保護するための配慮

Instagramの位置情報共有機能は、一対一またはグループのチャット内で利用できます。受信者以外のユーザーは閲覧できず、情報を他のユーザーへ転送することはできません。また、位置情報をシェアしている間は、チャット欄の上部に、その旨が明示されます。この機能を利用する際は、プライバシーを保護するため、信頼できる相手にのみ現在地を共有するよう注意が必要です。なお、位置情報共有機能はデフォルト設定では無効になっており、ユーザー自身が手動で有効化します。
同様の機能として、SnapchatのSnapMapが知られています。SnapMapでは位置情報を共有しているユーザーを地図上にまとめて表示する機能がありますが、Instagramの場合、このような地図表示機能は提供されていません。

Instagramのダイレクトメッセージに追加された新機能

2024年11月の更新により、位置情報共有機能以外にもInstagramには新たな機能が追加されました。例えば、チャット内で他のユーザーに任意のニックネームを付けることができるようになりました。このニックネームは当該チャット内でのみ有効であり、他のユーザーには表示されません。
また、ダイレクトメッセージ内で使用できる新しいスタンプも追加されました。特定のスタンプをお気に入りに登録し、同じチャット内で繰り返し利用するのが容易になります。

まとめ

Instagramはユーザーがダイレクトメッセージを様々な場面で活用していることを認識し、新機能の試験や追加を続けています。位置情報共有機能もその一例であり、今後の進化が期待されます。

参考資料
https://www.theverge.com/2024/11/25/24305587/instagram-dms-live-location-sharing-nicknames
Author:Takayuki Sato

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