DM欄の上部に表示される最大60文字のメッセージ
Instagramユーザー同士のコミュニケーションはダイレクトメッセージ（DM）で行われるのが一般的ですが、Instagramはノートと呼ばれる新たなメッセージ機能を導入しました。相互にフォローしているユーザー同士でやり取りできる短文メッセージで、DM欄の上部に表示されるのが特徴です。Metricool社がInstagramノートの機能について解説しました。
Instagramノートは、最大60文字まで入力できて、音楽や動画を添付することが可能です。また、Instagramストーリーと同様、閲覧できるのは投稿されてから24時間に限られます。加えて、24時間に一回しかノートを送信できないという制限があります。
フロントカメラで撮影した映像などを添付して、メッセージを送信できる
Instagramノートは原則的に、最新バージョンのアプリで利用できます。まず、アプリを開き、右上のアイコンから受信箱を開きます。自身のプロフィール画像の上部に「ノート」と記載があるので、タップします。そして、相互フォローしている友人を選択し、メッセージを入力して、投稿をシェアする流れです。
Instagramにおける他のフォーマットと同様、ライブラリーから音楽を選択し、添付することができます。動画については、フロントカメラで撮影した、最大5秒間の映像をシェアすることが可能です。ただし、あらかじめスマホに保存した映像は添付できないという制限があります。
特定のユーザーに限定的な情報をシェアするのに役立つフォーマット
Instagramノートの利点は、より印象に残るメッセージを簡潔に送信できるところです。例えば、企業が運営するアカウントであれば、上顧客のみに限定オファーや値引き情報を送るのにInstagramノートを使うという方法が考えられます。文字数の制限があるため、伝えたい情報を簡潔に送るのに適しています。
まとめ
Instagramはユーザー間のコミュニケーションを改善する様々な方法を検証していると言われています。その中から、アプリ内で簡潔にユーザー同士が交流できるInstagramノートに可能性を見出したのでしょう。その他にも、見知らぬ相手による悪質なDMからユーザーを保護する機能も開発を進めているものと考えられます。
参考資料
