Instagramの投稿を閲覧し、顧客のニーズを理解する
中小企業では、自社にはソーシャルメディアマーケティングが合わないと感じている人もいるかもしれません。しかし、10億人以上のユーザーを抱えるInstagramを適切に利用すれば、事業の成長につなげることができます。SnapRetail社がInstagramマーケティングの効用について解説しました。
単純ながらも実践的なメリットとして、Instagramから顧客のニーズが探れる点が挙げられます。ユーザーは様々なコンテンツを発信しており、そこからライフスタイルや価値観、個人の信条や居住地域などが理解できます。顧客のニーズを把握し、自社の商品やマーケティング施策へ反映させることが可能です。
自社の商品を紹介し、口コミによってエンゲージメントを高める
60%のInstagramユーザーが新たな商品をInstagramで見つけているという調査があります。Instagramは自社の商品を紹介するのに適したプラットフォームであり、チュートリアル動画やレビュー動画を掲載することもできます。
また、90%のユーザーは、知り合いの紹介と同じくらい、オンラインのレビューを信頼しているという報告もあります。既存顧客に対して優れた体験を提供すれば、熱心なファンは広告塔としての役割を果たすようになるでしょう。ポジティブな口コミが広がり、さらなる新規顧客を誘引できることが期待されます。
ハッシュタグを通じて新規顧客を獲得する
事業を継続しているとリピート購入をしてくれるようなロイヤリティの高い顧客層を獲得しているかもしれません。Instagramではファンに対してコンテンツを発信してエンゲージメントを高めるのに加え、新規顧客の発掘にも活用できます。例えば、ハッシュタグを活用すれば、特定のユーザー層が興味を持つコンテンツを特定し、新規顧客の興味を喚起できます。
まとめ
Instagramはマーケティング戦略の全てに寄与します。ブランド認知の向上、リードの獲得、顧客ロイヤリティの向上、そして、コンバージョンといった各ステップに活用できるのがInstagramの利点です。自社を取り巻くファン層が広がるに従い、さらなる利点を享受できるようになるでしょう。
参考資料