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YouTubeショートが音楽リミックス機能を追加

人気の音楽ビデオを切り抜いて、自身のショート動画として投稿できる

YouTubeは、ショート動画向けの音楽リミックス機能を発表しました。他のユーザーが投稿した音楽ビデオを閲覧した際に表示される「リミックス」ボタンを押すと、閲覧していた音楽ビデオを切り抜いて、自分のショート動画として投稿できるようになる仕組みです。お気に入りの楽曲やアーティストを自分のコンテンツに加えられるのが大きな魅力と言えます。Social Media TodayがYouTubeショート向け音楽リミックス機能について解説しています。

リアクション動画やコラボ動画として活用できるオプションも提供される

リミックス機能には4つのオプションが提供されています。まず、「サウンド」の場合、選択した音楽ビデオの中から音だけを利用して、自身のショート動画に組み入れます。また、「切り抜き」では、5秒間に限って音楽ビデオそのものが利用可能です。
そして、「グリーンスクリーン」を選択すると、自身のショート動画の背景画像として、その音楽ビデオを使います。その楽曲を初めて聞いたときの様子を撮影するリアクション動画として活用することができます。最後に、「コラボ」は、もとの動画と自身のショート動画を横に並べて表示する機能であり、アーティストと共演しているような演出にできるのが利点です。

楽曲使用が限定されたTikTokに比べ、投稿者にとって魅力的な機能となる

短尺動画の競合であるTikTokでは、ユニバーサル・ミュージック社との提携が終了し、以前に投稿された動画さえも楽曲が消去される事態に陥っています。アプリ内における楽曲の重要性を考えると、投稿者にとって大きな影響があります。
ユニバーサル・ミュージック社を含めて公式の音楽ビデオを切り抜いて使用できるYouTubeは、人気の楽曲を活用したい投稿者のニーズを満たすものとして期待されます。

まとめ

競争の激しいソーシャルメディア業界では、新しい機能の追加や、パートナー企業との提携が大きな影響を及ぼします。リミックス機能によって楽曲を効率的に活用できるようになったYouTubeは競争力を高めることができたのではないでしょうか。

参考資料
https://www.socialmediatoday.com/news/youtube-adds-music-remix-options-shorts/707694/
著者:Takayuki Sato

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